内藤正成(読み)ないとう まさなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「内藤正成」の解説

内藤正成(1) ないとう-まさなり

1527-1602 戦国-織豊時代の武将
大永(たいえい)7年生まれ。三河(愛知県)上野城の伯父内藤清長に属した弓の名手松平広忠(ひろただ)や徳川家康につかえ,三河一向一揆(いっき)や長久手(ながくて)の戦いなどで活躍。天正(てんしょう)18年の家康の関東入部のさい武蔵(むさし)埼玉郡で5000石をあたえられた。慶長7年4月12日死去。76歳。通称は甚一郎,四郎左衛門。

内藤正成(2) ないとう-まさなり

1564-1606* 織豊-江戸時代前期の武将。
永禄(えいろく)7年生まれ。内藤正成(甚一郎)の子。徳川家康につかえ,長久手(ながくて),関ケ原の戦いにくわわる。慶長7年父の死により武蔵(むさし)埼玉郡5000石をつぎ,さらに近江(おうみ)(滋賀県)坂田郡に2000石をくわえられる。のち伏見城代。慶長10年12月12日死去。42歳。通称は四郎左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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