分捕る(読み)ブンドル

デジタル大辞泉 「分捕る」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ど・る【分捕る】

[動ラ五(四)]
戦場で敵の武器などを奪い取る。「弾薬を―・る」
他人のものを力ずくで奪い取る。「他人の分け前まで―・る」
[類語]かっ払う掠める奪う取る取り上げるかすめ取るもぎ取る引ったくるぶったくるふんだくるさらっ攫う横取りする強奪する奪取する略取する略奪する収奪する簒奪さんだつする剝奪はくだつする吸い取る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分捕る」の意味・読み・例文・類語

ぶん‐ど・る【分捕】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 戦場で敵の首を取り、または武器などを奪い取る。他人のものを強奪する。また、強引に獲得する。
    1. [初出の実例]「戦死せる上将と覚しき者五百名の楯鎧を分捕り」(出典:経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android