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切(り)口上 キリコウジョウ

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デジタル大辞泉の解説

きり‐こうじょう〔‐コウジヤウ〕【切(り)口上】

一語ずつ区切ってはっきりという言い方。堅苦しく改まった言い方。また、形式的で無愛想な言い方。「切り口上のあいさつ」
江戸時代歌舞伎で、1日の演目が終わるときの口上。楽屋頭取などが舞台から「まず今日はこれぎり」と述べた。現在でも演出上行うことがある。

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世界大百科事典 第2版の解説

きりこうじょう【切口上】

江戸時代の歌舞伎で,一日の演目が終わるときに言った〈口上〉。頭取(とうどり)が裃姿で舞台に出て〈まず今日(こんにち)はこれきり〉と挨拶する。その言いまわしが型にはまって,いかめしかったことから,〈切口上で応対する〉というように堅苦しくて冷たい物の言い方を示す日常語として使われている。【松井 俊諭】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

切口上
きりこうじょう

歌舞伎(かぶき)用語。江戸時代の興行で1日の演目が終わるときの口上。裃(かみしも)姿の頭取が舞台に出て「まず今日(こんにち)はこれぎり」と挨拶(あいさつ)するのが通例で、その言い回しが型にはまり、いかめしかったことから、「切口上で応対する」というように、堅苦しく冷たい感じの口調を意味する日常語として使われるようになった。[松井俊諭]

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