烈女(読み)レツジョ

デジタル大辞泉 「烈女」の意味・読み・例文・類語

れつ‐じょ〔‐ヂヨ〕【烈女/列女】

節操をかたく守る女子。また、信念を貫きとおす激しい気性の女子。

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精選版 日本国語大辞典 「烈女」の意味・読み・例文・類語

れつ‐じょ‥ヂョ【烈女・列女】

  1. 〘 名詞 〙 節操を堅く守り、気性が激しい女。信義を堅く守る女。烈婦。れつにょ。
    1. [初出の実例]「すぐりしごとき烈女共さしもの守屋ほっとあぐみ」(出典:浄瑠璃・聖徳太子絵伝記(1717)三)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐韓策・烈侯〕

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普及版 字通 「烈女」の読み・字形・画数・意味

【烈女】れつじよ(ぢよ)

節操ある女。〔史記刺客、聶政伝〕の姉榮、乃ち大いに天を呼ぶ(こと)三たび。~卒(つひ)に於邑(をいふ)悲哀して、の旁(かたは)らに死せり。~皆曰く、獨りのみ能くするに非ず。其の姉も亦た烈女なりと。

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【列女】れつじよ(ぢよ)

烈女。節操ある婦人。〔後漢書、皇后下、順烈梁皇后紀〕少(わか)くして女工を善くし、書を好み、九能く論語を誦す。~常に列女の圖畫を以て左右に置き、以て自ら監戒とす。

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