日本歴史地名大系 「初瀬村」の解説
初瀬村
はせむら
初瀬渓谷の東部、標高四五五・三メートルの
慶長郷帳では村高九六一石。うち六六一石は織田有楽(長益)領、三〇〇石は長谷寺領の相給村であった。元和七年(一六二一)織田長益の急逝で、長益領は幕府領となり、代官中坊長兵衛の増高や延宝検地により村高は長谷寺領を含め一一四四・二六八石に増加した。なお長谷寺領は豊臣秀長から三〇〇石の寄進が行われたが、江戸幕府も朱印領として三〇〇石を宛行っている。
初瀬村
はつせむら
江戸時代には
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報