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初釜 ハツガマ

大辞林 第三版の解説

はつがま【初釜】

茶の湯で、新年に初めて釜をかけること。また、新年初の茶会、あるいは稽古始め。 [季] 新年。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

初釜
はつがま

新春を迎えて初めて開く茶会。『天王寺屋会記』によると、1565年(永禄8)正月4日に「初風呂(はつぶろ)」とあって、津田宗達(そうたつ)が大座敷に3人の客を招いた会を催している。また同記の1575年(天正3)正月4日の会を「初会」と書いている。江戸時代に入ると正月の初会を「茶湯始(ちゃのゆはじめ)」とか「初茶湯」と称するようになる。松平不昧(ふまい)は新年の会を「皇服」と称していた。「初釜」と称するようになったのは、明治30年代のことと考えられる。[筒井紘一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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