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到達度評価 とうたつどひょうか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

到達度評価
とうたつどひょうか

教育学用語。期待される学習の到達目標の達成具合で児童生徒の学業成績を評価すること。児童生徒が全員満点をとることが目標とされる。相対評価が,教師の指導法の検討に適さない,過度の競争を刺激する,などの問題点をもつため,その反省から 1960年代にこの考え方が広まった。 1980年に改定された指導要録には観点別学習状況の欄が設けられ,到達度評価の原理が取入れられている。しかしこの評価方法には,客観性を欠く,児童生徒の反応を画一化する,などの批判もある。

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大辞林 第三版の解説

とうたつどひょうか【到達度評価】

教育目標を設定し、それに対する到達の程度を基準にして行う評価方法。

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世界大百科事典内の到達度評価の言及

【教育評価】より

… 今日,教育評価の研究は,歴史的にみて,教育測定運動の時代,進歩主義教育協会Progressive Education Associationなどの手によって展開されたその批判の時代とならんで,第3の転換の時代にある。それは,例えば学力評価に関しては,伝統的にその方法の中心になってきた〈相対評価〉,すなわちある一定の集団の中の相対的な位置によって個人の学力を評価する方法から,〈到達度評価〉,つまり最低限すべての子どもを到達させる教育目標を具体的,実体的に示して,この基準に従って到達の程度を評価する方法への転換である。また,学期や単元の終了時に行う総括的な評価とならんで,〈形成的評価〉――評価を学習活動が終了した時点で行うのではなく,学習過程の最中に,次の教授=学習活動が適切で有効に行われるように,修正の必要な部分を即座に把握するために行う評価――が重視されるようになった。…

※「到達度評価」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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