前世・先世(読み)さきせ

精選版 日本国語大辞典の解説

さき‐せ【前世・先世】

※浄瑠璃・心中万年草(1710)上「お梅に思ひそめられた、是もさきせの因果かや」

ぜん‐せ【前世・先世】

[1] (古くは多く「ぜんぜ」) この世に生まれ出る以前の世。さきのよ。過去世(かこせ)
※霊異記(810‐824)上「誠に先世に強く能き縁を修めて感じたる力なり」
※浮世草子・西鶴織留(1694)四「いかなる前世(ゼンゼ)の因果にや」
[2] 〘副〙 かつて。いままで。以前は。
※天理本狂言・餠酒(室町末‐近世初)「前世、くだされた事はなけれども、お流をくださるる」

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