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剪灯新話 セントウシンワ

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デジタル大辞泉の解説

せんとうしんわ【剪灯新話】

中国の短編小説集。明の瞿佑(くゆう)作。4巻。1378年ごろ成立。文語体の怪異小説集で、日本に入って浅井了意御伽婢子(おとぎぼうこ)」や三遊亭円朝牡丹灯籠(ぼたんどうろう)」などに翻案された。

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百科事典マイペディアの解説

剪灯新話【せんとうしんわ】

中国,明代の怪異小説集。作者は瞿佑(くゆう)〔1341-1427〕。4巻。瞿佑は初め《剪灯録》40巻を作ったが,その後この書を著したという。21編の短編が収められ,唐代伝奇の系統をひくロマン性が強い。
→関連項目御伽婢子金時習牡丹灯記

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世界大百科事典 第2版の解説

せんとうしんわ【剪灯新話 Jiǎn dēng xīn huà】

中国,明代の瞿佑(くゆう)(1341‐1427)作の文言による怪異小説集。唐の伝奇小説以来の伝統を引く怪奇ロマン22編より成る。その後,いくつかの編が劇化されたほか,《剪灯余話》《覓灯因話(べきとういんわ)》などの類作もあらわれた。清初の《聊斎志異(りようさいしい)》もこの系統に属する。日本では江戸時代の《御伽婢子(おとぎぼうこ)》以下この書に取材した作品が多く,特に《牡丹灯記》を改作した三遊亭円朝《牡丹灯籠》は有名。

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世界大百科事典内の剪灯新話の言及

【御伽婢子】より

…別版に99年(元禄12)刊本や,その1826年(文政9)後印本がある。中国・明の怪異小説,瞿佑(くゆう)の《剪灯新話(せんとうしんわ)》や,李昌祇(りしようき)の《剪灯余話》などを翻案したもの。〈御伽婢子〉とは子どもの魔よけの人形のことで,序によれば,幼童向けの教訓の書であるから,このような書名がつけられたという。…

【怪異談牡丹灯籠】より

…(1)人情噺の作品。中国呉山の宗吉(そうきつ)(瞿佑,1341‐1427)の小説《剪灯新話(せんとうしんわ)》を,1666年(寛文6)浅井了意が《御伽婢子(おとぎぼうこ)》として翻案。その中の《牡丹灯記》は,山東京伝,鶴屋南北も脚色しているが,明治の人情噺の名人三遊亭円朝が《怪談牡丹灯籠》として創作した。…

【禁書】より

…元代では秘密結社を弾圧するため,しばしば《推背図》等の妖書の禁令が発せられている。明では異端邪説として《剪灯新話》等の小説が禁じられたほか,反儒的な言辞をもって知られる李贄(りし)の著作はすべて禁止せられた。また李自成の乱が熾烈を極めた明末には,反乱を教唆する賊書として《水滸伝》が厳禁された。…

※「剪灯新話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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