勝部神社(読み)かつべじんじや

日本歴史地名大系 「勝部神社」の解説

勝部神社
かつべじんじや

[現在地名]守山市勝部町

勝部町の北部に鎮座。明治初年までは勝部大明神・物部もののべ大明神と称された。旧郷社。祭神物部布津もののべのふつ命・火明ほあかり神・宇麻志間知うましまじ命。創建の時期は不明。社伝によれば、大化五年(六四九)八月、栗太くりた物部荘玉岡郷勝部里を領した物部宿禰広国別人連が祖先神である物部布津命等を祀ったのが始まりとされる(慶長二年「勝部大明神記」)


勝部神社
かつべじんじや

[現在地名]津山市勝部

勝部の北端中央、字宮芝みやしばに鎮座し、祭神は彦火火出見尊、大照おおてる社とも称する。旧村社。「東作誌」によると、もとは王太郎おうたろう神明社と称し、源頼朝が石橋いしばし(現神奈川県小田原市)で敗れた際に、商夫王太郎に化した神明より左折烏帽子を授かる。その後幕府を開いた頼朝は旧恩に報いるため社殿を造営し祭田を寄進した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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