十七殿(読み)ジュウシチデン

デジタル大辞泉 「十七殿」の意味・読み・例文・類語

じゅうしち‐でん〔ジフシチ‐〕【十七殿】

内裏にあった17の主要な宮殿紫宸殿ししんでん仁寿殿じじゅうでん承香殿しょうきょうでん常寧殿貞観殿春興殿宜陽殿綾綺殿りょうきでん温明殿うんめいでん麗景殿宣耀殿せんようでん安福殿校書殿きょうしょでん清涼殿後涼殿こうろうでん弘徽殿こきでん登花殿

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十七殿」の意味・読み・例文・類語

じゅうしち‐でんジフシチ‥【十七殿】

  1. 内裏(だいり)の一七の御殿総称。すなわち、紫宸殿仁寿殿承香殿・常寧殿・貞観殿・春興殿・宜陽殿・綾綺殿温明殿・麗景殿・宣耀殿・安福殿・校書殿・清涼殿・後涼殿・弘徽殿・登花殿。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android