コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

綾綺殿 リョウキデン

大辞林 第三版の解説

りょうきでん【綾綺殿】

平安京内裏殿舎の一。仁寿殿の東、温明殿の西にあり、天皇の入浴、斎服の着用などに使用された。 → 内裏
皇居内、賢所かしこどころの後方にある殿舎。召し替えのための殿舎。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

綾綺殿
りょうきでん

平安宮内裏(だいり)の殿舎の名。仁寿(じじゅう)殿の東、温明(うんめい)殿の西にある。檜皮葺(ひわだぶ)きで、南北九間、東西二間の母屋(もや)の四面に庇(ひさし)がある西向きの建物。天皇・院の一時的な居所となることがあった。正月の内宴(ないえん)のときには仁寿殿との間の西庭に舞台が設けられ、綾綺殿は、妓女(ぎじょ)の座となった。また温明殿との間の庭では、内待所御神楽(ないしどころみかぐら)が行われた。現在の皇居では宮中三殿の後方にあり、天皇の三殿参拝の際の更衣(こうい)などに使われている。[吉田早苗]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

綾綺殿の関連キーワード内侍所鎮魂祭袖振る仁寿殿温明殿斎服