デジタル大辞泉 「麗景殿」の意味・読み・例文・類語 れいけい‐でん【麗景殿】 平安京内裏十七殿の一。宣耀殿の南にあり、西方の弘徽殿こきでんと対する。皇后・中宮・女御などの居所。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「麗景殿」の意味・読み・例文・類語 れいけい‐でん【麗景殿】 平安京内裏の後宮の殿舎の一つ。宣耀殿の南、弘徽殿と相対して東にあり、皇后、中宮、女御などの居所にあてられた。[初出の実例]「今夜入内、以麗景殿為曹局」(出典:小右記‐永観二年(984)一二月五日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「麗景殿」の意味・わかりやすい解説 麗景殿れいけいでん 平安宮内裏(だいり)の殿舎の名。皇后、中宮、女御(にょうご)、東宮妃などの居所。宣耀(せんよう)殿の南にあり、南北七間、東西二間の母屋(もや)の四面に庇(ひさし)、西に孫庇がある西向きの建物。西庇と西孫庇で、親王の元服や、皇女の袴着(はかまぎ)などの儀式が行われたこともある。東庇には女房の局(つぼね)があり、細殿(ほそどの)ともよばれた。『栄花物語』には宣耀殿に近いので、双方の女房がことばを交わしたり、琴などの合奏をしたことが描かれている。[吉田早苗][参照項目] | 内裏 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「麗景殿」の意味・わかりやすい解説 麗景殿れいけいでん 平安京内裏殿舎の一つ。宣燿 (せんよう) 殿の南側に位置する。皇后,中宮,女御の住いにあてられる。天皇あるいは上皇もここに移って,在所にすることもあった。 (→弘徽殿 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by