千本桜(読み)せんぼんざくら

精選版 日本国語大辞典 「千本桜」の意味・読み・例文・類語

せんぼん‐ざくら【千本桜】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 数多くの桜の木。また、多くの桜がはえている場所。吉野山や、千本閻魔堂の桜が名高い。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「今日参詣千本釈迦堂、遺教経聴聞。次千本桜一覧畢」(出典親長卿記‐明応四年(1495)二月一三日)
    2. 「一度にひらく千本桜(せんぼンざくら)栄へ久しき君が代や」(出典:浄瑠璃義経千本桜(1747)一)
  2. [ 2 ] 浄瑠璃「義経千本桜」の通称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む