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千軍万馬(読み)セングンバンバ

デジタル大辞泉 「千軍万馬」の意味・読み・例文・類語

せんぐん‐ばんば【千軍万馬】

多く軍兵軍馬
戦闘経験が豊富であること。転じて、社会経験などを多くつんでいること。「千軍万馬猛者もさ

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精選版 日本国語大辞典 「千軍万馬」の意味・読み・例文・類語

せんぐん‐ばんば【千軍万馬】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 多くの兵士と多くの軍馬。多数兵馬
    1. [初出の実例]「一枝のペン先きに千軍万馬(せんグンバンバ)を躍らすヲオトルルウ大戦の雄麗な描写は」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉七)
  3. 多くの戦場をめぐって、戦闘の経験が豊富であること。また転じて、社会経験などが豊かであること。
    1. [初出の実例]「千軍万馬往来の、さういふビタのなかにも永年ゐたことのあるものには」(出典:春泥(1928)〈久保田万太郎〉夕焼雲)

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四字熟語を知る辞典 「千軍万馬」の解説

千軍万馬

多くの兵士と多くの軍馬。また、多くの戦争を体験して経験豊かであること。転じて、社会経験などが豊かであることのたとえ。

[使用例] この千軍万馬の偉大なオポチュニスト友誼の間にも危険な相手の首を絞める方法を知っているのだ[大仏次郎*ブウランジェ将軍の悲劇|1935~36]

[使用例] どだい、あんな質問者とは、頭の構造がちがいますよ。何せ、こっちは千軍万馬の、……[太宰治家庭の幸福|1948]

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