デジタル大辞泉
「占文」の意味・読み・例文・類語
せん‐もん【占文】
占いに現れた文言。
「今度の地震、―のさす所」〈平家・三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せん‐もん【占文】
- 〘 名詞 〙
- ① うらないの結果、現われた文言。
- [初出の実例]「今度の地震、占文のさす所、其慎みかろからず」(出典:平家物語(13C前)三)
- ② うらないの結果を書きしるし、朝廷に差出した文章。うらぶみ。
- [初出の実例]「いろいろ御つつしみのせんもんまいる」(出典:御湯殿上日記‐文明九年(1477)正月九日)
うら‐ぶみ【占文・卜書】
- 〘 名詞 〙 占い定めた結果を書き記して、朝廷に奉った文書。神祇官(じんぎかん)、あるいは陰陽寮が行なう。せんもん。
- [初出の実例]「神祇官候二御卜文一」(出典:九暦‐逸文・天暦三年(949)一二月一〇日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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