原一男(読み)ハラカズオ

デジタル大辞泉 「原一男」の意味・読み・例文・類語

はら‐かずお〔‐かずを〕【原一男】

[1945~ ]映画監督山口の生まれ。本姓小林。異色のドキュメンタリー映画で国内外から評価を受ける。代表作「さようならCPシーピー」「極私的エロス・恋歌1974」「ゆきゆきて、神軍」、晩年井上光晴記録した「全身小説家」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「原一男」の解説

原一男 はら-かずお

1945- 昭和後期-平成時代の記録映画監督。
昭和20年6月8日生まれ。都立光明養護学校介助員となり,身障者の写真撮影からスタート。昭和46年疾走プロを設立。49年の「極私的エロス・恋歌1974」や62年の「ゆきゆきて,神軍」で注目をあつめる。平成6年がんとたたかう井上光晴の記録「全身小説家」を発表。早大客員教授をへて18年より大阪芸大教授。山口県出身。山口高卒。本名は小林一男。

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