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反動タービン はんどうタービンreaction turbine

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

反動タービン
はんどうタービン
reaction turbine

蒸気タービンの形式の一つ。ノズルから噴出した蒸気回転羽根 (動翼) の間でも膨張させて反動力が大きくなるようにつくり,反動作用で生じた仕事が衝動作用で生じた仕事に等しいかあるいはそれ以上 (すなわち反動度が 50%以上) のタービンをいう。パーソンスタービン (軸流式,反動度 50%) ,ユングストロームタービン (半径流式,反動度 100%) などの種類がある。

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デジタル大辞泉の解説

はんどう‐タービン【反動タービン】

蒸気速度と圧力エネルギーを利用し、固定羽根と回転羽根の両方で圧力降下を行わせ、回転羽根内での蒸気の膨張の反動力によって羽根を回すタービン。

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大辞林 第三版の解説

はんどうタービン【反動タービン】

蒸気・ガスなど、流体の速度エネルギーおよび圧力エネルギーを利用して回転を得るタービン。圧力タービン。不等圧タービン。 → 衝動タービン

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

反動タービン
はんどうたーびん

反動型の水車、また反動型の蒸気タービンをいう。反動型の水車としてはフランシス水車があり、蒸気タービンではパーソンズタービンとユングストロームタービンなどがある。[中山秀太郎]

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世界大百科事典内の反動タービンの言及

【空気タービン】より

…空気のエネルギーをタービン出力に変換し,他の機械の動力源として用いたり,また空気が膨張する際のエンタルピー降下による低温化を利用して空気を液化させ,その構成成分の酸素,窒素などを分離して取り出すために用いられ,後者の場合には膨張タービンともいう。形式は,空気がタービンの羽根車を軸方向に通過する軸流式と,空気が径向きの羽根をもつ羽根車を半径方向に流出するラジアル式とがあり,さらに前者には,空気の膨張時のエンタルピー降下分の仕事をする反動形(反動タービン)と空気の衝動力により仕事をする衝動形(衝動タービン)に分けられる。反動タービンは設計点の効率は衝動形より若干高くなるが,一般に小流量の膨張タービンでは,翼の高さが短いため,漏れ損失が性能に大きな影響をもつ。…

【蒸気タービン】より

…そして羽根を出るまでに蒸気の流れの方向を変え,その際羽根が蒸気から受ける反力を利用して羽根を回転させることによって仕事を行うものである。
[歴史]
 蒸気を用いて回転運動を行わせる装置の着想は1世紀ころにさかのぼり,アレキサンドリアのヘロンは,ボイラーから発生する蒸気が,支柱管を通って球状の回転体に入り,これに取り付けられた2本の曲管から互いに反対方向に高速噴流となって吹き出し,球体がその反動で蒸気の噴出方向と逆向きに回転する装置を考案しているが,これは後で説明する反動タービンの原型といえるものである。長い空白ののち,1629年ごろに至って,イタリアの建築家G.ブランカによって,後述の衝動タービンの原型というべき考案が記録されている。…

※「反動タービン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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