世界遺産詳解 「古代都市ネセバル」の解説 こだいとしネセバル【古代都市ネセバル】 1983年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ブルガリア東部、黒海の半島に築かれた、3000年の歴史を誇る都市。もとはトラキア人の居住地であったメネブリアで、以後、ギリシアの植民地、ビザンチン帝国の最も重要な要塞の一つとして変遷を重ねた、天然の要塞である。ヘレニズム時代のアクロポリスやアポロ神殿、アゴラ、11世紀に建造されたビザンチン様式の聖ステファン教会など各時代の遺跡が残ることから、人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はAncient City of Nessebar 出典 講談社世界遺産詳解について 情報