デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古市宗也」の解説
古市宗也(初代) ふるいち-そうや
慶長18年生まれ。加藤清正の家臣下野藤八の子。清正没後,茶道を古市了和にまなび,その養子となる。のち京都で千宗旦(そうたん)と親交をむすんだ。貞享(じょうきょう)元年8月19日死去。72歳。名は勝悦。通称は源右衛門。号に宗玄,清風軒,知庵。
古市宗也(3代) ふるいち-そうや
寛文9年生まれ。2代古市宗也の子。祖父の初代宗也にまなび,豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)につかえる。6代千宗左と親交をむすんだ。宝暦9年11月10日死去。91歳。号は宗理,不変軒。
古市宗也(2代) ふるいち-そうや
父の初代古市宗也にまなび,豊前(ぶぜん)小倉藩(福岡県)につかえる。5代千宗左や4代千宗室と親交をむすんだ。享保(きょうほう)5年10月2日死去。名は見了。号は無元斎。