合田得輔(読み)ごうだとくすけ

精選版 日本国語大辞典 「合田得輔」の意味・読み・例文・類語

ごうだ‐とくすけ【合田得輔】

  1. 動物学者。理学博士山口県に生まれる。東京帝大卒業。同大学教授日本における動物生理化学の開拓確立に寄与した。日本動物学会長。著に「光と動物」「生物学研究」など。明治三四~昭和二四年(一九〇一‐四九

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 学位 学歴

20世紀日本人名事典 「合田得輔」の解説

合田 得輔
ゴウダ トクスケ

昭和期の動物学者 東京帝国大学教授。



生年
明治34(1901)年8月29日

没年
昭和24(1949)年12月4日

出生地
山口県防府市

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部動物学科〔大正14年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和11年〕

経歴
ドイツハイデルベルク留学、マイヤーホフ教授の指導を受けた。のち東京帝大教授となり、日本動物学会会頭を務めた。動物細胞組織学発生学の研究を進め、蛙の黒色素細胞、蛙の皮膚の特異な蛍光性物質の抽出などで知られる。著書に「組織学」「光と動物」「生物の研究」「五島実験動物学校訂版」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「合田得輔」の解説

合田得輔 ごうだ-とくすけ

1901-1949 昭和時代の動物学者。
明治34年8月29日生まれ。ドイツに留学。帰国後の昭和14年母校東京帝大の教授となる。動物細胞組織学や発生学を研究し,組織培養や生理化学の研究者をそだてた。日本動物学会会頭。昭和24年12月4日死去。49歳。山口県出身。著作に「組織学」「光と動物」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android