合目(読み)ゴウメ

精選版 日本国語大辞典 「合目」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐めあはせ‥【合目】

  1. 〘 名詞 〙 物と物とを合わせた継ぎ目二つの物を接合させた接点
    1. [初出の実例]「玉連環は袈裟の環のやうな物の合せめのみへぬ物ぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)四)
    2. 「同時に鼻血が〈略〉胸の合せ目をよごした」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)

あい‐めあひ‥【合目】

  1. 〘 名詞 〙 物と物とが交わっている所。合う所。
    1. [初出の実例]「四つ手に打ちがへたる竹の交叉点(アイメ)藁縄を結びて」(出典:自然と人生(1900)〈徳富蘆花〉自然に対する五分時)

ごう‐めガフ‥【合目】

  1. 〘 名詞 〙 山のふもとから頂上にいたる登山行程単位実際距離や山の標高とは関係なく、登山する場合の困難の度合目安として全行程を一〇等分し、その一つ一つを一合目、二合目などと称する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む