名前負け(読み)ナマエマケ

デジタル大辞泉 「名前負け」の意味・読み・例文・類語

なまえ‐まけ〔なまへ‐〕【名前負け】

[名](スル)名前がりっぱすぎて、実物が見劣りすること。「先代の名をもらって名前負けする」
[補説]文化庁が発表した平成27年度「国語に関する世論調査」では、本来意味とされる「名前が立派で、中身が追い付かないこと」で使う人が83.4パーセント、本来の意味ではない「名前を聞いただけで気後れしてしまうこと」で使う人が9.3パーセントという結果が出ている。
[類語]有名無実名ばかり見掛け倒し看板倒れ羊頭狗肉羊頭を掲げて狗肉を売る虚仮威し空疎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android