空疎(読み)クウソ

デジタル大辞泉 「空疎」の意味・読み・例文・類語

くう‐そ【空疎】

[名・形動]見せかけだけでしっかりした内容実質がないこと。また、そのさま。空虚。「空疎論争
[派生]くうそさ[名]
[類語]空虚空漠空白から空っぽうつろブランク有名無実名ばかり見掛け倒し看板倒れ名前負け羊頭狗肉羊頭を掲げて狗肉を売る虚仮威し

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精選版 日本国語大辞典 「空疎」の意味・読み・例文・類語

くう‐そ【空疎】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) しっかりした内容がなく、見せかけだけであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「元棣学識暗浅、行業空疎」(出典:碧山日録‐応仁二年(1468)三月二六日)
    2. 「往々空疎杜撰の譏を免かれざるものあり」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)

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普及版 字通 「空疎」の読み・字形・画数・意味

【空疎】くうそ

無内容。〔宋書、武三王、廬陵孝献王義真伝〕(謝)靈疎、(顔)之は隘(あいはく)なり。魏の云ふ、能く名を以て自ら立つは鮮(すく)なしと。但だ性の得る、未だ言を悟賞にるる能はず。故に之れとぶのみ。

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