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向源寺 こうげんじ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

向源寺
こうげんじ

滋賀県北部,長浜市にある真宗大谷派の寺。もとは延暦年間(782~806)に空海が創立した光眼寺という真言宗の寺であったが,のちに天台宗に改宗して向源寺と称し,慶長年間(1596~1615)に教如に帰依して改宗したといわれる。天平8(736)年,聖武天皇の命により,流行した痘瘡をしずめるために僧泰澄が刻んだといわれる十一面観音立像をまつる渡岸寺(どうがんじ)は,元亀1(1570)年織田信長兵火により焼失したが,観音像はその際村人によって土中に埋められて難を逃れ,向源寺の飛地仏堂に国宝として所蔵されている。

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