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向野田古墳 むこうのだこふん

世界大百科事典 第2版の解説

むこうのだこふん【向野田古墳】

熊本県宇土市松山町に所在する前方後円墳。宇土半島基部の雁回山麓からのびる丘陵上に北面して築かれ,全長86m,後円部径52m,前方部幅39mを測る。葺石(ふきいし)をそなえ,一種の円筒埴輪や壺が墳丘から出土した。1969年に宇土市教育委員会を中心として後円部を発掘した。その結果,板石積みの竪穴式石室舟形石棺をおさめた埋葬施設を検出した。一端に石枕を据えた石棺の内部には,人骨副葬品がきわめてよく往時の状態を保っていた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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