和歌三神(読み)ワカサンジン

デジタル大辞泉 「和歌三神」の意味・読み・例文・類語

わか‐さんじん【和歌三神】

和歌を守護する3柱の神。普通には、住吉明神玉津島明神柿本人麻呂その他衣通姫そとおりひめ柿本人麻呂山部赤人とするなど諸説がある。

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精選版 日本国語大辞典 「和歌三神」の意味・読み・例文・類語

わか‐さんじん【和歌三神】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 和歌の守護神として、和歌と関連深い神やすぐれた歌人を三柱あげたもの。近世、最も一般的なものは、住吉明神・玉津島明神・柿本人麻呂であるが、住吉明神・玉津島明神・天満天神、柿本人麻呂・山部赤人・衣通姫(そとおりひめ)とするものなど多くの説がある。和歌の三神。和歌の神。
    1. [初出の実例]「和歌三神を胸に籠め偽りさって清心と成」(出典:俳諧・俳諧石車(1691)二)
  2. [ 2 ] 〘 副詞 〙 誓って。断じて。
    1. [初出の実例]「和歌三神其一分はかかはり不申候間、其儘指置候」(出典:句空宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)一二月)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「和歌三神」の解説

和歌三神
〔常磐津〕
わかさんじん

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治12.7(東京新富座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「和歌三神」の解説

和歌三神

古典落語演目ひとつ

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