玉津島に鎮座。旧村社。現在の祭神は
神亀元年(七二四)一〇月、紀伊国に行幸した聖武天皇は八日から一〇余日間玉津島頓宮に逗留し、一六日に「春秋二時、差
遣官人
、奠
祭玉津島之神・明光浦之霊
」と詔により定められた(続日本紀)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…和歌山市和歌浦にあった島で,現在は陸続き。衣通(そとおり)姫などを祭神とする玉津島神社が鎮座し,景観にすぐれた和歌浦の中核をなす地として,古く,聖武天皇などの行幸もあった。《万葉集》巻六に載る山部赤人の長歌に〈神代より然(しか)そ尊き 玉津島山〉と詠まれ,〈わたの原よせくる浪のしばしばも見まくのほしき玉津島かも〉(《古今和歌集》巻一,よみ人しらず),〈玉津島たえぬ流れを汲む袖に昔をかけよ和歌の浦なみ〉(《秋篠月清集》藤原良経)など詠歌は多い。…
※「玉津島神社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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