コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

唐子踊 からこおどり

1件 の用語解説(唐子踊の意味・用語解説を検索)

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

唐子踊
からこおどり

岡山県瀬戸内市牛窓(うしまど)町紺浦(こんのうら)に伝わる舞楽風の踊り。10月第4日曜日(もと24日)の疫(やく)神社の秋祭に、青年たちの唐歌(からうた)にあわせて、唐装束(からしょうぞく)の7、8歳の童子たちにより踊られる。神功(じんぐう)皇后が三韓(さんかん)遠征からの帰りに、この地に立ち寄ったおりに舞をまわせて旅情を慰めたことに始まると伝えている。おそらく牛窓港が古くから栄えた開かれた良港であったため、韓国(からくに)から伝承し、稚児舞楽化したものかもしれない。唐歌は「サーチャーア ワーンエー ハアーエーヤンヤワ……」といった意味不明のもの。囃子(はやし)は小太鼓に笛。踊りは約10分間ほどのものであるが、童子2人によるゆったりしたテンポの異国風の美しい踊りである。綾浦(あやうら)の太刀(たち)踊とともに国の選択無形民俗文化財に指定される。[萩原秀三郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の唐子踊の言及

【銅鑼】より

…歌舞伎で縁を打つときは細桴を用いる。盤の直径30cmくらいから大小あり,歌舞伎囃子,明清楽,民俗芸能,寄席などでも用いられるが,民俗芸能では長崎の唐子踊(からこおどり)(獅子舞),沖縄の打花鼓(たーふあーく)や獅子舞など中国的な芸能に使用することが多い。多数のいぼを打ち出した疣銅鑼(いぼどら)と呼ぶ小型のものもある。…

※「唐子踊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

唐子踊の関連情報