デジタル大辞泉 「唐子髷」の意味・読み・例文・類語 からこ‐まげ【唐子×髷】 中世から近世へかけての元服前の子供の髪の結い方の一。唐子のように髻もとどりから上を二つに分け、頭の上で二つの輪に作ったもの。近世、女性の髪形となった。からわ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「唐子髷」の意味・読み・例文・類語 からこ‐まげ【唐子髷】 〘 名詞 〙 髪の結い方の一種。もとどりから上を二つに分け、頭上で二つの輪に作る。もとは元服前の子どもの髪形であったが、近世以後、輪が一つとなって婦人の髪形にもなった。からこ。からこわげ。からわ。唐子髷〈歴世女装考〉[初出の実例]「内に綾女(あやめ)、唐子髷(カラコマゲ)唐女の拵らへに立ってゐる」(出典:歌舞伎・高麗大和皇白浪(1809)大詰) からこ‐わげ【唐子髷】 〘 名詞 〙 =からこまげ(唐子髷)〔倭語類解(17C後‐18C初)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例