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唐橘(読み)カラタチバナ

デジタル大辞泉 「唐橘」の意味・読み・例文・類語

から‐たちばな【唐×橘】

サクラソウ科の常緑低木。暖地自生。高さ30~60センチ。葉は長くて先がとがり、厚い。夏、白色小花を開き、実は球形で、熟すと赤い。盆栽にする。たちばな。
植物カラタチ古名。〈新撰字鏡

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精選版 日本国語大辞典 「唐橘」の意味・読み・例文・類語

から‐たちばな【唐橘】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 中国から渡来した橘(たちばな)の意 ) =からたち(枸橘)〔新撰字鏡(898‐901頃)〕
  3. ヤブコウジ科の常緑低木。関東以西の林中に生え、また、観賞用に栽植される。茎は直立し高さ約四〇センチメートル。葉は互生し長さ八~一八センチメートルの披針形先端は細くとがり、縁には歯牙状の鋸歯腺点がある。夏、葉腋から長さ三~七センチメートルの花柄をのばし、白や淡紅色の花を多数下向きに開く。果実は直径六~八ミリメートルの球形で紅熟する。こうじ。たちばな。
  4. 植物「やぶこうじ(藪柑子)」の異名。〔和漢三才図会(1712)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「唐橘」の解説

唐橘 (カラタチ・カラタチバナ)

学名Poncirus trifoliata
植物。ミカン科の落葉低木・小高木,園芸植物

唐橘 (カラタチバナ)

学名:Ardisia crispa
植物。ヤブコウジ科の常緑低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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