デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「唯信」の解説 唯信(1) ゆいしん ?-1284 鎌倉時代の僧。浄土真宗。親鸞(しんらん)の門弟二十四輩の第二十二。常陸(ひたち)(茨城県)戸森の人で,通称戸森の唯信といわれ,元仁(げんにん)元年(1224)戸森に唯信寺をひらいたという。弘安(こうあん)7年4月3日死去。享年は80歳とも85歳ともつたえられる。 唯信(2) ゆいしん ?-? 鎌倉時代の僧。浄土真宗。常陸(ひたち)(茨城県)幡(畠)谷の城主で,親鸞(しんらん)に帰依(きえ)。門弟二十四輩の第二十三。道場をひらき,幡谷の唯信とよばれた。水戸信願寺,日立金沢の覚念寺の開基といわれる。俗名は幡谷信勝。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by