喜登牛山(読み)きとうしやま

日本歴史地名大系 「喜登牛山」の解説

喜登牛山
きとうしやま

足寄町北部、陸別りくべつ町との境にある標高一三一二・三メートルの山。十勝・北見両地方の境をなす山脈のなかではやや南寄りに位置し、北東斜面からは陸別町を流れる斗満とまむ川の源流、南斜面からは足寄町を流れる喜登牛川の源流数条が流出し、北側からは足寄町を流れる美里別びりべつ川支流の一本が源を発する。足寄町ではこの山頂を目標に西部を芽登めとう地区、東部茂喜登牛もきとうし地区とに分ける。明治二〇年代の輯製二十万分一図には「キトウシ山」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「喜登牛山」の意味・わかりやすい解説

喜登牛山
きとうしやま

北海道中東部にある円錐 (コニーデ) 形火山。標高 1312m。足寄町と陸別町の境界,然別 (しかりべつ) 火山群の東部に位置し,安山岩質の溶岩から成る。十勝川の支流利別川の源流地をなす。

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