嘴広鴨(読み)ハシビロガモ

デジタル大辞泉 「嘴広鴨」の意味・読み・例文・類語

はしびろ‐がも【×嘴広×鴨】

カモ科の鳥。全長約50センチ。くちばしが幅広く、水面小動物し取って食べる。雄は頭が緑、胸が白、わきから腹が栗色。雌は全体褐色。日本では冬鳥であるが、少数北海道繁殖くちがも。

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精選版 日本国語大辞典 「嘴広鴨」の意味・読み・例文・類語

はしびろ‐がも【嘴広鴨】

  1. 〘 名詞 〙 カモ科の鳥。中形のカモで、全長約五〇センチメートル。くちばしがごく大きくて平たいのが特徴。雄の頭・くびは紫緑色で、胸は白色、腹は栗色。背面は黒・白・青の三色。雌は全体に褐色をおびる。草の種子水草主食とする。世界に広く分布し、日本には冬鳥として一〇月下旬頃各地の沿岸河口に渡来するほか、北海道で少数が繁殖している。くちがも。はしがも。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「嘴広鴨」の解説

嘴広鴨 (ハシビロガモ)

学名Anas clypeata
動物。ガンカモ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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