国立教育研究所(読み)コクリツキョウイクケンキュウジョ

デジタル大辞泉 「国立教育研究所」の意味・読み・例文・類語

こくりつ‐きょういくけんきゅうじょ〔‐ケウイクケンキウジヨ〕【国立教育研究所】

国立教育政策研究所」の前身組織。昭和24年(1949)設置

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改訂新版 世界大百科事典 「国立教育研究所」の意味・わかりやすい解説

国立教育研究所 (こくりつきょういくけんきゅうじょ)

教育に関し総合的でかつ実際的,基礎的な調査研究を行う文部省直轄の研究所。日本最大の教育研究機関で,所員91人。東京都目黒区下目黒にある。戦後の新教育の普及と研究のために,1949年6月,旧教学錬成所(1943年11月,国民精神文化研究所と国民錬成所が合併して設立)の施設を利用して設立された。前身は45年10月設立の国立教育研修所。97年現在,7研究部(教育政策生涯学習,教育経営,国際研究・協力など),国内外の教育研究交流を担当する指導普及部,科学教育センター,教育情報・資料センター教育図書館などよりなる。69人の研究スタッフが,各自の研究テーマのほか,重要な研究課題についての共同研究,および海外諸国との研究協力を特色としている。付属教育図書館は,日本唯一の教育専門図書館であり,蔵書約33万9000冊,うち明治以降の教科書約9万冊のコレクションをもつ。2001年1月国立教育政策研究所に改組再編された。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国立教育研究所」の意味・わかりやすい解説

国立教育研究所
こくりつきょういくけんきゅうじょ

1949年(昭和24)6月設立の文部省所轄機関。2001年(平成13)1月の中央省庁再編による文部科学省発足に伴い「国立教育政策研究所」として改組再編された。

[編集部]

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百科事典マイペディア 「国立教育研究所」の意味・わかりやすい解説

国立教育研究所【こくりつきょういくけんきゅうじょ】

文部大臣の所轄の下に教育に関する実際的・基礎的研究調査を行う機関。東京都にある。第2次大戦後の新教育普及・研究のために,文部省設置法に基づき,1949年発足。前身は1945年教員再教育機関として設置された教育研修所。主体となる研究部は5部で構成
→関連項目文部省

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国立教育研究所」の意味・わかりやすい解説

国立教育研究所
こくりつきょういくけんきゅうじょ

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