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国際学力調査 こくさいがくりょくちょうさ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

国際学力調査
こくさいがくりょくちょうさ

世界各国の児童生徒の学力を同一の試験問題で調査,比較すること。おもなものに,国際教育到達度評価学会の国際教育調査がある。日本の児童生徒は,全般的に高い成績をおさめてきた。しかし,数学の場合,計算力は非常に優秀であるが,読解力,判断力,応用力を必要とする文章問題の成績が低下する傾向があり,日本の教育の問題点として指摘されている。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

国際学力調査

国際教育到達度評価学会(IEA:The International Association for the Evaluation of Educational Achievement、本部はアムステルダム)が1964年以来4年ごとに行っている国際数学・理科教育動向調査(TIMSS:Trends in International Mathematics and Science Study)と、経済協力開発機構(OECD)による生徒の学習到達度調査(PISA:Programme for International Student Assessment)のこと。TIMSSが簡単な知識や知識の単純な操作を要求する問題が中心であるのに対し、PISAは多様な知識と能力の組み合わせを要求し、必ずしも正解があるとは限らない問題を設定している。

(新井郁男 上越教育大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

国際学力調査
こくさいがくりょくちょうさ

オランダのアムステルダムに本部事務局を置く国際教育到達度評価学会The International Association for the Evaluation of Educational Achievement(略称IEA)が中心となって行っている一連の国際的かつ科学的な学力調査。当初は、ドイツにあるユネスコ教育研究所の国際協同研究プロジェクトとして、1964年に第1回数学教育調査が実施されたが、その後IEAが成立し、その事業として行われることとなった。参加国は、日本、アメリカイギリスフランス、ドイツ、イスラエル、タイなど20~40か国。これまで実施された学力調査は、数学、読解力、文学、公民、外国語としての英語・フランス語、理科などとなっている。日本は国立教育研究所(現国立教育政策研究所)が中心となって、1964年(昭和39)の第1回数学教育調査以来、「国際数学・理科教育調査」に継続的に参加している。国際学力調査のねらいは、学力の国際コンクールにあるのではなく、学力や教育到達度を規定する諸要因の解明にある。そのため、各教科のテストに加えて、学校調査、教師質問紙調査、生徒質問紙調査等も同時に実施されている。数学と理科の調査については、IEA国内委員会および国立教育研究所広報誌で報告がなされている。[二宮 皓]

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