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園冶 えんや Yuan-ye; Yüan-yeh

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

園冶
えんや
Yuan-ye; Yüan-yeh

中国の造園技術書。3巻。明末の計成の撰。崇禎7 (1634) 年刊。本書は相地,立基,屋宇,装折,門窓,墻垣 (しょうえん) ,鋪地,てっ石,選石,借景の 10項目に分れ,多くの図を挿入して説明しており,造園研究の重要な参考書といえる。

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世界大百科事典 第2版の解説

えんや【園冶 Yuán yě】

中国の代表的な造園理論書。明の1634年(崇禎7),計成の撰。全3巻。総論にあたる興造論,園説と,各論の相地,立基,屋宇,装折,欄杆,門窓,墻垣,鋪地,掇山,選石,借景からなる。庭園は自然の風致に主題を借りて人工的な造営によって自然の境地に到達することを主旨とし,庭園配置や建築意匠は従来の規格や慣習にとらわれず,状況に応じて選択すべきという,文人造園家特有の自由な思想を特色とする。【田中 淡】

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大辞林 第三版の解説

えんや【園冶】

中国最古の庭園書。明の計無否(別名、李計成)が1635年にその作庭理論を著したもの。序文中に「造園」の語が用いられている。

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世界大百科事典内の園冶の言及

【造園】より

…その意味で造園は,人間と自然の関係を物的な計画を通してとらえようとしてきた専門領域であるといえる。 造園という用語は,中国の明の時代に著された《園冶》にはじめて見られるが,日本では主として大正初期より使用されて今日に至っている。それまでは,作庭,造庭,築庭などといわれ,もっぱら庭園を対象としていた。…

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