朝日日本歴史人物事典 「土屋光春」の解説
土屋光春
生年:嘉永1.8.26(1848.9.23)
明治期の陸軍軍人。岡崎藩士渡利伝左衛門の4男。同藩士土屋光時の養子となる。弟の土屋光金は海軍中将。大阪陸軍兵学寮から陸軍少尉に任官。佐賀の乱,西南戦争(1877)に従軍。日清戦争(1894~95)は大本営参謀,日露戦争(1904~05)では第11師団長として旅順総攻撃に参加して重傷,いったん帰国後再び第14師団長として出征。明治43年大将と同時に後備役に編入となる。
(小池聖一)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報