坊門局(読み)ぼうもんのつぼね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「坊門局」の解説

坊門局(2) ぼうもんのつぼね

?-? 鎌倉時代の女官
坊門信清次女。後鳥羽(ごとば)上皇後宮にはいり道助(どうじょ)入道親王,頼仁(よりひと)親王,嘉陽門院(かようもんいん)を生む。承久(じょうきゅう)の乱で後鳥羽上皇隠岐(おき)(島根県)に流されたときしたがい,延応元年(1239)上皇の没後,京都にかえった。通称は別に西御方。

坊門局(1) ぼうもんのつぼね

?-? 平安時代後期の女官。
後白河天皇につかえ,仁平(にんびょう)2年(1152)円恵(えんえ)法親王を,のち定恵(じょうえ)法親王,静恵(じょうえ)法親王,僧恒恵(ごうえ)を生んだという。

坊門局(3) ぼうもんのつぼね

?-? 鎌倉-南北朝時代の女官。
坊門清忠(きよただ)の娘。後醍醐(ごだいご)天皇(在位1318-39)の後宮にはいり,皇女を生む。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例