日本歴史地名大系 「垂水頓宮」の解説 垂水頓宮たるみのかりみや 滋賀県:甲賀郡土山町頓宮村垂水頓宮甲賀郡に設けられた斎王群行に使用された宿泊施設。「延喜式」斎宮寮によれば、甲賀頓宮を出発した斎王一行は鈴鹿峠を越える前に、垂水頓宮で宿泊する規定になっている。「西宮記」によれば、昌泰二年(八九九)九月八日の夜に京都を出発した一行が一一日に垂水に泊まったとある。仁和二年(八八六)六月、古来の東海道のルートであった倉歴(くらぶ)道(油日越)に替え、新たに「阿須波道」が開通している(「三代実録」同月二一日条)。当頓宮は同道開通に伴って設置され、同年九月には伊勢斎内親王が当頓宮から鈴鹿頓宮に至っている(同書同月三〇日条)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
事典・日本の観光資源 「垂水頓宮」の解説 垂水頓宮 (滋賀県甲賀市)「湖国百選 街道編」指定の観光名所。 出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報 Sponserd by