日本歴史地名大系 「城田郷」の解説
城田郷
きだごう
「和名抄」高山寺本は「岐多」、東急本は「木多」の訓を付す。「太神宮諸雑事記」天平二〇年(七四八)条に「件小松以去十五年正月廿三日
度会郡城田郷字
固池一処
既畢」とみえ、その成功によって津島朝臣小松を従五位下に叙し、宮司に任じている。「神鳳鈔」には「内城田郷」「外城田郷」がみえる。康永三年(一三四四)の法楽寺文書紛失記(京都市田中忠三郎氏蔵文書)には「字賀茂池」「山上村十五条五
田里字小山田垣」「矢野村字坪井迫」「矢野村字大辻垣内」「
城田郷
きたごう
城田郷
きだごう
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報