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骨粉 コップン

百科事典マイペディアの解説

骨粉【こっぷん】

動物の骨を熱水処理したのち粉砕したもの。肥料,家畜・家禽(かきん)の飼料にされる。主成分はリン酸石灰,次いでタンパク質。やや高価なため肥料より飼料として用いられることが多い。
→関連項目アルカリ性肥料リン(燐)酸肥料

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大辞林 第三版の解説

こっぷん【骨粉】

獣骨を砕いて乾燥させ、粉末にしたもの。リン酸カルシウムに富み、肥料・飼料に用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

骨粉
こっぷん

動物廃棄物として食肉処理場などから出る骨を粉末処理してできる販売有機質肥料で、生骨粉、蒸製骨粉、肉骨粉の3種類がある。生骨粉は生骨を乾燥後粉末としたものであり、蒸製骨粉は生骨を蒸熱処理してから粉砕したもので、脂肪の大部分が除去されている。流通している骨粉類の大部分がこれである。肉骨粉は肉を骨付きのままで蒸熱乾燥粉砕したもので、肉と骨の割合によって肥料成分は大きく変わる。日本では2001年(平成13)にBSE牛海綿状脳症。いわゆる狂牛病)問題が起きてから肉骨粉の製造・販売が一時停止されたが、その後は農林水産省で安全が確認されたもののみ流通している。骨粉はリン酸分がとくに多い肥料で、遅効的であり、おもに基肥(きひ)として用いる。土壌中での分解を早めるため、窒素肥料と併用するのがよい。[小山雄生]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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