塩化エチリデン(読み)えんかえちりでん(その他表記)ethylidene chloride

日本大百科全書(ニッポニカ) 「塩化エチリデン」の意味・わかりやすい解説

塩化エチリデン
えんかえちりでん
ethylidene chloride

ハロアルカン(ハロゲン化アルキル)の一つ。正しくは1,1-ジクロロエタンという。クロロホルムに似たにおいのする無色油状液体。

 アセトアルデヒドに五塩化リンを作用させると得られる。工業的には塩化鉄(Ⅲ)(塩化第二鉄)触媒を用い、クロロエチレンに塩化水素を付加させ合成する。水には溶けないが、アルコール、エーテルに混ざる。

[谷利陸平]


塩化エチリデン(データノート)
えんかえちりでんでーたのーと

塩化エチリデン
  CH3CHCl2
 分子式 C2H4Cl2
 分子量 99.0
 融点  -96.7℃
 沸点  57.3℃
 比重  1.1743(測定温度20℃)
 屈折率 (n)1.4166

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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