コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

壇法 だんぽう

大辞林 第三版の解説

だんぽう【壇法】

〘仏〙 密教で修法しゆほう・儀式を行う際に壇を構える方法。その種類や宗派によって様式が異なる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

だんぼう【壇法】

密教の修法。特別のを築き,壇上に本尊を描き,結界をして密咒(みつじゆ)を誦して法を修すること。日本には奈良時代から雑密教典が請来されており,それに基づいて一尊法が盛んに修された。666年(天智5)の役小角(えんのおづぬ)(役行者)の孔雀明王法や,736年(天平8)の越の泰澄の十一面観音法とか,比曾山寺における求聞持(ぐもんじ)法などが有名で,《正倉院文書》には大弁才天女壇や随求壇などが見られる。壇法咒法盛行は,反面で咒詛などの弊害を生み,785年(延暦4)諸国における諸尊,聖天,諸天などの私的壇法が禁止され,尋常の念誦壇法と看病加持の壇法のみが許された。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

壇法の関連キーワード五壇の御修法藤原行秀五大明王土佐行秀巨勢行忠藤原隆昌五大尊法門葉記曼荼羅宗派様式儀式五壇寛朝

今日のキーワード

グランピング

「グラマラス(Glamorous)」と「キャンピング(Camping)」を掛け合わせた造語で、ホテル並みの設備やサービスを利用しながら、自然の中で快適に過ごすキャンプのこと。従来型のキャンプとは一線を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android