密教の修法。特別の壇を築き,壇上に本尊を描き,結界をして密咒(みつじゆ)を誦して法を修すること。日本には奈良時代から雑密教典が請来されており,それに基づいて一尊法が盛んに修された。666年(天智5)の役小角(えんのおづぬ)(役行者)の孔雀明王法や,736年(天平8)の越の泰澄の十一面観音法とか,比曾山寺における求聞持(ぐもんじ)法などが有名で,《正倉院文書》には大弁才天女壇や随求壇などが見られる。壇法咒法の盛行は,反面で咒詛などの弊害を生み,785年(延暦4)諸国における諸尊,聖天,諸天などの私的壇法が禁止され,尋常の念誦壇法と看病加持の壇法のみが許された。空海以降,壇法は盛んになり,三壇法,五壇法,九壇法,十三壇法などが行われたことが,平安時代の貴族の日記や文学作品にみられる。
執筆者:和多 秀乗
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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