(読み)ゴウ

デジタル大辞泉 「壕」の意味・読み・例文・類語

ごう〔ガウ〕【×壕/×濠】

土を掘ってつくった穴やみぞ。「―を掘って敵襲に備える」
城の周囲にめぐらした堀。
[類語]穴ぼこ窪みホール落とし穴縦穴横穴抜け穴節穴気孔オゾンホール

ごう【壕】[漢字項目]

人名用漢字] [音]ゴウ(ガウ)(呉) [訓]ほり
城のまわりの堀。敵を防ぐために掘った溝や穴。「塹壕ざんごう防空壕

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精選版 日本国語大辞典 「壕」の意味・読み・例文・類語

ごうガウ【壕・濠】

  1. 〘 名詞 〙 城壁をとりかこむ堀。また、広く土を掘りとってくぼんだところ。溝(みぞ)。特に、塹壕(ざんごう)、防空壕など。〔五国対照兵語字書(1881)〕

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普及版 字通 「壕」の読み・字形・画数・意味


人名用漢字 17画

[字音] ゴウ(ガウ)
[字訓] ほり

[字形] 形声
声符は豪(ごう)。〔玉〕に「の壕なり」とあり、城外に掘りめぐらした堀をいう。

[訓義]
1. ほり、城のほり。
2. 字はまた濠に作る。

[熟語]
壕溝壕側
[下接語]
空壕・塹壕・城壕

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