多弁(読み)タベン

デジタル大辞泉 「多弁」の意味・読み・例文・類語

た‐べん【多弁/多×辯】

[名・形動]よくしゃべること。言葉数の多いこと。また、そのさま。饒舌じょうぜつ。「―能なし」「酒を飲むと―になる」
[類語]口軽い口が軽い饒舌口まめおしゃべり多言軽口口が滑る口を滑らす口を衝いて出る口から先に生まれる口から出まかせを言う口数が多い・

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精選版 日本国語大辞典 「多弁」の意味・読み・例文・類語

た‐べん【多弁・多辯】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 口数の多いこと。おしゃべりなこと。また、そのさま。饒舌。
    1. [初出の実例]「滑稽にして多辯ぞ」(出典:史記抄(1477)一七)
    2. [その他の文献]〔史記‐滑稽列伝・淳于髠〕

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普及版 字通 「多弁」の読み・字形・画数・意味

【多弁】たべん

よく弁舌する。〔史記滑稽、淳于伝〕滑稽(こつけい)多辯、數(しばしば)侯にし、未だ嘗(かつ)て屈辱せられず。

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