デジタル大辞泉
「饒舌」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
じょう‐ぜつ ゼウ‥【饒舌】
〘名〙 (形動) よくしゃべること。多弁。また、そのさま。
※
菅家文草(900頃)三・春日尋山「鳥能饒舌渓辺聴、花有亜
レ枝馬上攀」
にょう‐ぜつ ネウ‥【饒舌】
〘名〙 (形動) (「にょう」は「饒」の
呉音) よくしゃべること。また、そのさま。多弁。じょうぜつ。にょうねつ。〔運歩色葉(1548)〕
※思出の記(1900‐01)〈
徳富蘆花〉四「年寄でも流石女の饒舌
(ネウゼツ)なもので」 〔
臨済録‐序〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「饒舌」の読み・字形・画数・意味
【饒舌】じよう(ぜう)ぜつ
おしゃべり。〔景徳伝灯録、二十七、寒山子〕山復(ま)た閭丘の手を執り、笑うて言ひて曰く、豐干饒舌なりと。久しくして之れを放つ。字通「饒」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報