御喋り(読み)オシャベリ

デジタル大辞泉 「御喋り」の意味・読み・例文・類語

お‐しゃべり【×喋り】

[名](スル)人と雑談すること。「電話お喋りする」
[名・形動]口数の多いこと。口が軽いこと。また、そのさまや、その人。「秘密を守れないお喋りな人」
[類語]無駄話無駄口雑談よもやま話世間話駄弁放談余談長話閑談閑話閑語井戸端会議口軽い口が軽い饒舌口まめ多弁多言軽口口が滑る口を滑らす口を衝いて出る口から先に生まれる口から出まかせを言う・口数が多い・

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御喋り」の意味・読み・例文・類語

お‐しゃべり【御喋・御饒舌】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )( 「お」は接頭語 )
  2. 人と漫然と話をすること。特に、よくしゃべること。口かずの多いさま。また、その人。多弁。
    1. [初出の実例]「この子はいっそおしゃべりでおざんす」(出典:洒落本・福神粋語録(1786)中座の鋪)
  3. 秘密をかんたんに他人にもらすこと。口が軽いさま。また、その人。
    1. [初出の実例]「お前は其様なお(シャベ)りなんぞはしないノウ」(出典:人情本・花筐(1841)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android