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多胚 たはい

百科事典マイペディアの解説

多胚【たはい】

1個の受精卵が分裂して2個以上の胚が発生する現象。通常は何らかの偶発的な原因によって2〜4細胞期の受精卵の割球が分離してそれぞれ独立に胚発生を遂げたもの。ヒトの一卵性双生児もこれにあたる。

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世界大百科事典 第2版の解説

たはい【多胚 polyembryony】

一つの受精卵から2個以上の胚が生ずる現象をいう。ヒトの一卵性双生児も多胚現象の一つである。ヒトの多胚は,なんらかの偶発的な原因で,2細胞期の割球が透明帯から脱出して分離し,おのおのが独立に発生を開始したものと考えられている。ヒツジやラットでも,2細胞期の割球が全能性をもち,人為的に割球を分離しても,それぞれが完全な個体に発生可能なことが実験的に証明されている。ウサギやマウスでは少なくとも8細胞期まで,割球は全能性を有していることを示唆する実験結果がある。

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