大将軍八神社(読み)だいしようぐんはちじんじや

日本歴史地名大系 「大将軍八神社」の解説

大将軍八神社
だいしようぐんはちじんじや

[現在地名]上京区西町

鳥居は一条通(旧一条大路)に南面する。祭神は素盞嗚(すさのお)命を主神とし、天忍穂耳(あまのおしほみみ)命・天穂日(あまのほひ)命・天津彦根(あまつひこね)命・活津彦根(いくつひこね)命・熊野橡樟日(くまのくすび)命・田心姫(たごりひめ)命・湍津姫(たぎつひめ)命・市杵島姫(いちきしまひめ)命の五男三女の八神と、聖武・桓武の両天皇を合祀する。祭日は一〇月二三日。旧村社。大将軍とは、陰陽道でいう西方の星、太白の精で、四方を正すことをつかさどり、三年ごとに移動して一二年で一巡する。大将軍の方位にあたって「居礎・立柱・上棟・修造・移徙・嫁娶・塗籠・掘井・築垣・出軍・葬埋・起土」のことを行うと大凶となり(暦林問答集)、この禁を破ると三年のうちに死滅するといわれた方除けの神(和漢三才図会)。社伝は、平安遷都の際に桓武天皇の勅願で大和国春日から勧請されたという。おそらく当社が平安京大内裏の北西角にあたることから、宮城の四隅で行われた道饗祭の祭場が神祠になったと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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